2002年に入ってからあまり映画を見ていません。映画の一覧を見て頂くと分るのですが、今年に入ってから
半年たつのに3本しか見に行ってません。どんなに仕事が忙しい時でも、夜、レイトショーに行ったり、徹夜
明けに見に行ったりと時間を見つけて行っていたのにです。例年ですと10本は見ている頃です。理由はカミさん
の妊娠です。カミさんのつわりがひどい時は家から出ることもままならず、つわりが収まった今でも、カミさんが
人ごみを嫌うようになったためなかなか行けません。
見る回数が減って気付いたことがあります。久しぶりに映画を見に行こうと思っても、何を見に行っていいのか
良く分らないことです。考えて見ると映画を見に行っている頃は、予告編を見て次に見る映画を決めていました。
予告編は短いとは言え映画です。映像と音が流れますので新聞、雑誌の広告などに比べると情報の多さは明白
です。その映画が面白いか否かを判断する勘を働かせるだけの情報を得ることができます。ところが、新聞の
広告ですと、そこまでの情報が得られません。なかなか見にいきたいと思わせてくれません。今まで、見る映画に
あまり困ったことが無かったので、これには少し驚きました。広告だけの情報で人を呼ぶことがいかに難しい
ものか少し分りました。
先日、久しぶりに新宿に「愛しのローズマリー」を見に行きました。予告編が流れ、本編と進むにつれワクワク
してきました。やっぱり映画は理屈ぬきに楽しいなあと思いました(映画自体は今ひとつでしたが)。子供が
できたらどうするかがこれからの悩みです。
(その後、カミさんが出産のため帰郷したのをいいことに8月は一人で4本も見てしまいました。)