オーナーズ・ハンドブックから


水温上昇をぼやいていたところ、E21 乗りのシーラカンスさんから「オーナーズ・ハンドブック」に関連する記述があると連絡を
いただいたので、久しぶりにハンドブックを見てみました。

ウチの E21 は中古で購入したものですが、幸いハンドブックがついていました。でも、雨漏りした際にグラブボックスに雨水が
たまってしまい、ふやけたり、くっついて開けないページがあります (泣)。ちなみに、オークションでもたまにハンドブックが
出ていることがあります。

ハンドブックを久しぶりに読みなおしてみると、気づかなかったことが結構書いてありますので、いくつか挙げてみます。
こんなことも知らなかったのかよとお思いの方、笑って見逃してください。

太字部分がマニュアルの記述です。

黒いマスター・キーはすべてのロックに合います。もう一つのキーはドアとイグニッション・スイッチだけに合いますので
このキーを渡せば、トランクに荷物や貴重品を入れたまま駐車場等に預けても安心です。


→ ポルシェにお乗りの方のホームページで同じような記述を見たことがあります。さすがにポルシェは違うナー、なんて思ってたら
BMW もそうなんですね。知りませんでした。ホテルに乗りつけて、「駐車場にいれといて」なんて言っちゃうわけですね。E21 で
そんなこと言えるのは「汚れた英雄」に登場する北野晶夫くらいでしょ (ちなみにあれは Alpina です)。

車外からドアをロックするにはキーを指し込み車の後方に回し、ロックを解除するにはキーを車の前方に回します。

→ そうだったんですねー。助手席のロックを解除するとき、いつもどっちだっけと迷ってました。

エア・コンディショナー使用上の注意: 100km/h またはそれ以上の速度で走行するようなとき、また特に湿気の多いときは、
冷却器について冷風の吹き出しが弱くなります。このようなときは温度調整ノブを中以下にしてご使用ください。


→ 真夏の高速でクーラーが効かなかったはずです。7 シリーズの E23 も同じコンプレッサーを使っていることから同じ仕組みだと
思うのですが、同じことが書いてあるのかなあ。7 シリーズで 100km/h で走らなきゃいけないってストレス溜まりそう。

車が深い雪、砂やぬかるみにはまった場合はアクセルを踏み込みすぎないようにして、後輪がめりこむ前に適当な支えを
下にしいてください(緊急の場合は車のフロア・マットを利用)。さらに、必要に応じてハンドブレーキを軽くかけて車輪の回転を
制御してください。


→ フロア・マットはこんなことにも使えるんですね。また、ぬかるんだ道、雪道で回転を上げすぎてはいけないと聞いたことはありますが、
ハンドブレーキで回転を抑えるというのは初めて見ました。勉強になるなあ。

最大出力 102ps/5800rpm

→ 持っているカタログでは 100ps になっているのに、ハンドブックでは 102ps と明記されています。ウチの E21 は最末期の型なので馬力が
向上したのでしょうか。2ps 得した気分。

燃料タンク 60 リットル

→ 燃料計の表示と実際に入る量から類推して 50 リットルだと思ってました。E21 のタンクは 2 つに分かれていてパイプでつながれているせいか、
時間をかけて入れないと満タンにならないんですよね。もっと時間をかけると 60 リットル入るのかなあ。

(2013年2月10日)