一人で病院に子供を迎えに行く途中、 E21 が突然エンストしました。信号で右折している最中です。突然静かになったのでタコメーターを
見たところ 0 を指しているのでエンストだとわかりました。幸いなことに対向車も後続車もおらず、おまけに惰性で右折しきったので、
誰にも迷惑をかけることはありませんでした。
頭の中は真っ白になったものの、AT をパーキングに戻してキーをひねったら、何事もなかったかのようにエンジンはかかります。
病院到着後、子供を待ちながら原因をあれこれ考えますが、すぐには思いつきません。今まで走行中にエンジンがストールしたことは
ありません。また、ストールにつながるような修理は最近していません。
ふと見たら、ラジオの選曲メモリーが消失していることから原因に気づきました。エンストの原因はバッテリーからの電源喪失で、
電源喪失の原因はおそらくキル・スイッチです。
うちの車にはミニ用のキル・スイッチをつけています。なぜかというと、ハザード・スイッチの故障対策です。知らないうちに
ハザード・スイッチが壊れてバッテリーがあがってしまった経験は「ハザード・スイッチ」の章でしつこく書きました。
その際、乗るときだけ電源を入れるように、浅知恵でキル・スイッチをつけたのでした。
乗るたびにバッテリー・ターミナルの取り付け/取り外しをするのは面倒ですけれど、キル・スイッチのノブを回すくらいなら苦にならないと
考えました(実際には「のど元すぎて」のことわざどおり、キル・スイッチは使っていませんでした)。
思い返してみると、過去にもエンジンをかけようとしてもかからなかったことが 1、2 回あります。このキル・スイッチでは、他の車でも
このようなことがたまにあることがわかりました。今回の件も、キル・スイッチが原因でエンストしたのはまず間違いないでしょう。
ちなみに、以前も今回もキル・スイッチは緩んでおらず、キーを再度回すとエンジンはかかりました。ノブが緩んだわけではないのに、
どういうわけか導通がなくなるというのが、このスイッチの困った症状のようです。とりあえず、原因がはっきりしたようなので
スッキリしました。
以前のケースでは停車中にエンジンがかからないだけだったので、あまり深刻に考えず放置していました。でも、今回の件は大問題で
あることに気づきました。対向車がいなかったからいいようなものの、トラックでもきていたら生きた心地がしなかったでしょう。
また、カミさんが運転中に同じことが起きて事故にでもあったら悔いが残ります(本当カネ(笑))。したがって、キル・スイッチを
外さないといけないようです。
後日、取り外したところ、水温計の異常な動き(エンジン始動直後に 3/4 くらいまで上昇する)も収まったようなので、
これも解決されれば万々歳です。しばらく様子をみてみましょう。
(2014 年 2 月 4 日)
その後も、水温計の異常な動きが見られました。そうそう都合よくは直らないようです。残念!
(2014 年 3 月 2 日追記)