キャリアカー出動


東大和と武蔵境に用事があったのでクルマで移動していたところ、どこかから白煙が上がっているのに気づきました。初めは前の車の
排気ガスかと思ったのですが、(そんなはずないことは本人が一番良くわかっています。まずはそう思いたいのです。)

自分のクルマのボンネットから上がっていることが確認できました。走っている通りは片側一車線の五日市街道で、交通量が多いため、
わき道に入ってクルマを止めました。止めてメーターをふと見ると、水温計の針が赤いところに入ってオーバーヒートであることを
示しています。慌ててエンジンを切って、ボンネットをあけると、エンジンルームにこもっていた水蒸気がブワっと上がります。
エンジンを冷却するクーラントがどこから洩れていることは明白です。

携帯で修理工場の親父さんに状況を説明し、指示を仰ぎます。まずは自走して移動できるか試してみます。2 件目の訪問先である先輩が
自転車で様子を見にきてくださったので、もって来て頂いた水をラジエータから 3 リッター注ぎます。エンジンをかけたところ、車体の下側に
みるみる水溜りができました。水を継ぎ足しながらの自走はこの時点で諦め、保険会社に連絡しました。

最近の自動車保険は故障時の対応が充実しており、すぐにキャリアカーの手配をしてもらいました。私は JAF にも入っているので、どちらに
連絡しようか迷ったのですが、保険会社は JAF とも連携しており、保険会社に連絡したところ、保険会社が JAF にも連絡してくれたので、
手間はかかりませんでした。

待つこと 1 時間、JAF のキャリアカーが到着です。状況を見てもらったところ、エンジンから車内に引き込むヒータホースに亀裂が入っており、
そこから冷却水が洩れていることが分りました。JAFの方も応急処置のしようがないとのことなので、E21 を修理工場まで運んで頂くように
お願いしました。

今までも何回も故障していますが、キャリアカーで運ばれるのは始めてです。私が一人で運転していたこと、空いている道に止めたので
他の交通を妨げなかったこと、レッカー代は保険でカバーされること、修理工場の営業時間帯であったことなど、不幸中の幸いは何点か
あるのですが、修理費用、買い替え話がカミさんから蒸し返されることなどを考えると気が重いです。トホホホ。
(2008 年 3 月 16 日)