以前、ハザード・スイッチについてながながと書いたことがあります。ハザード・スイッチ以外にも、何とかして欲しいと思う部品があります。
今回はそのような消耗部品に関する小ネタを 2 点取り上げます。
最初は、グラブ・ボックスを吊っているヒンジです。この部品、見るからに問題がありそうな形状をしています。予想はたがわず、
何年かすると必ず折れ曲がるところから切れてしまいます。
私は慣れているので、そーっと開けますし、カミさんにいたっては「こわくて開けない」そうなので、そうそう切れるわけではありません。
ところが、先日、子供が元気よく開けてしまい、ブチッと切れました。
オヤジも同時にブチ切れれば面白いのですが、そうなるとただでさえクルマ酔いが原因でクルマに乗ってくれないウチの子が
ますますクルマ嫌いになってしまうので、我慢我慢です(そういえば、以前、兄に運転させたところ、ハンドルを据え切りされて
慌てたことを思い出しました。古い車に慣れていない人を乗せると気を遣います)。
パーツのストックがないので、必殺ガムテープ修理です。見た目は悪いものの、試して見ると結構もちそうです。後はマジックで
黒にぬってしまえば応急処置としては十分でしょう(と思ったら1週間持ちませんでした、トホホ)。
この部品、さすがに E30 では対策されてナイロン・ベルトになっており、ほとんど切れないそうです。ネットでパーツ・リストを
検索してみると、E21 にも使えそうな形状。後は現物を合わせてみないと分からないので、とりあえず一つだけ注文しました。
部品が来たら、またご報告します。うまく使えるといいですね。
次はワイパー・ゴムです。さほど、高い部品ではないものの、1年くらいでビラビラになるのはたまりません。数年前から、
NWB の TW2 18 450mm というのを使っています。値段は純正品よりも 2割くらいしか下がりませんが長持ちしており、
特に問題はありません。純正のボッシュ製はやわらかくてふき取り効果が高いらしいのですが、安くて長持ちするに
こしたことはありません。
というわけで、毒にも薬にもならない小ネタでした。
サービス・カットというわけではありませんが、E12 530 とのツーショット。やっぱり、この時代のBMW の顔つきがいいですね。
(2013 年 6 月 16 日)